新規事業・変革経験
山根 弘成
HIRONORI
YAMANE
新規事業とAI・業務変革を、 構想で終わらせず、 現場で回る仕組みまでつくる人です。
最大チーム規模
30期上期 自動化削減見込み
30期上期 確定削減実績
職務要約
PROFILE
約15年間の職務経験と、現在担うAI・業務変革ポートフォリオの責任範囲を要約します。新規事業開発を起点に、組織・業務・技術を横断して変革を推進してきました。
2011年にディップ株式会社へ新卒入社後、約15年間にわたり、営業企画、新規事業開発、プロダクト/サービス開発、人材育成、BizOps、生成AI・業務変革を経験。新規事業では、事業責任者・プロダクトオーナーとして、構想、経営層への提案・予算承認、PoC、開発、事業運営、定着、譲渡・撤退判断まで一気通貫で推進してきた。現在はBizOps本部 AIエージェント室で、複数のAI・業務自動化案件をポートフォリオとして統括・レビュー。課題発見、業務分解、削減試算、PoC、Build / Buy判断、実装、本番移行、運用設計、横展開までを共通基準で推進している。30期上期は管理職・業務委託を含む5名のメンバーをリードし、複数の自動化プロジェクトを並行推進。年間約3万時間の削減見込みを形成し、約1万時間を確定実績として創出した。事業・顧客体験と、それを支える業務、データ、技術、組織を接続し、実行可能かつ再現可能な仕組みに変換することを強みとする。
企業概要ディップ株式会社|正社員|2011年4月〜現在。人材サービス・DXサービス等を展開する事業会社。新卒入社後、社内異動を通じて営業企画、新規事業、CX/人材開発、BizOps、AI・業務変革へと担当領域を拡張。
事業変革
Business Transformation構想から業務・組織・技術・定着まで
新規事業開発
New Business Development0→1、PoC、事業化・撤退判断
業務モデル設計・BizOps
Operating Model / BizOps業務・役割・データ・運用設計
生成AI・自動化
Generative AI / Automation生成AI・RPA・API・n8n
プログラム・関係者管理
Program / Stakeholder Mgmt複数PJ・経営層・部門横断
人材育成
People Development育成・メンタリング・講義
キャリアハイライト
CAREER HIGHLIGHTS
複数案件の統括から個別プロダクト、新規事業、運用変革まで、現在の職責と代表成果を4つに整理します。
AI・業務変革ポートフォリオ
BizOps領域の複数業務を対象に、課題発見、業務分解、削減試算、PoC、Build / Buy判断、実装、本番移行、運用設計までを横断的に推進。管理職・業務委託を含む5名をリードし、30期上期に年間約3万時間の削減見込みを形成、約1万時間を確定実績化。RPAからAPIへの方式変更、既存SaaS採用、対象スコープの絞り込みなど、制約・ROI・品質を踏まえた継続・変更・停止判断まで担当。
新規事業・組織運営
Beaconを活用した広告事業「SocialAd」を構想し、事業責任者として企画、予算提案、実証、外部折衝、組織運営を担当。最大40〜50名の内定者インターンを統括し、渋谷約1,000箇所およびドン・キホーテ全店舗への設置を実現。検証結果に基づく撤退判断まで担った。
AIプロダクト開発
求人原稿AI検査プロダクト「KENSER」の責任者として、β版企画、PoC、精度検証、負荷試験、管理画面・API設計、本番移行仕様の策定を推進。50件以上の利用テストで検出精度90%以上、同時数百アクセスでの安定稼働を確認し、継続開発部門へ移管。
AIメディア運営変革
AI専門メディア「AINOW」の編集・制作工程を再設計。30期上期に109本を制作し、全記事でAIを活用。1記事あたりの制作時間を3時間から1〜1.5時間へ短縮し、50〜67%の工数削減、2〜3倍の生産性向上を実現。人間による確認で軽微修正以下となった記事は約70%。
業務変革における推進方針
TRANSFORMATION APPROACH
技術導入を目的化せず、事業課題の特定から実装・運用・現場定着、次の投資判断までを一連の業務変革として推進しています。
事業課題・利用者体験から要件を定義
REQUIREMENTS FROM BUSINESS NEEDSAIやRPAなどの技術を先に選定せず、顧客・従業員が直面する課題と現行業務を整理したうえで、必要な業務・データ・技術要件を定義する。
実装・運用・現場定着までを推進
IMPLEMENTATION AND ADOPTIONPoCの成立を完了とせず、責任分界、例外処理、承認、ログ、再実行、運用移管まで設計し、担当部門が継続運用できる状態まで推進する。
PoC結果を投資判断の指標へ整理
EVIDENCE FOR INVESTMENT DECISIONS検証結果を処理時間、削減工数、金額効果、リスク、横展開条件に整理し、経営・管理職が継続投資や展開可否を判断できる材料として提示する。
一貫して担う推進範囲
課題発見 → 業務分解 → 削減試算 → PoC → Build / Buy判断 → 実装 → 運用設計 → 効果測定 → 横展開・投資判断主要プロジェクト
SELECTED PROJECTS
AI・業務変革、新規事業、人材育成の代表案件について、担当した役割、実施内容、定量・定性成果を記載します。数値は確定実績・実測・試算・見込みを区別しています。
AI・業務自動化ポートフォリオ
横断責任者/設計・実装レビュアー
BizOps領域の定型・準定型業務を対象に、自動化候補の発見から削減効果算定、PoC、Build / Buy判断、実装、本番化、効果測定までをポートフォリオとして推進。管理職・業務委託を含む5名をリードし、技術ありきではなく、業務特性に応じて生成AI、RPA、API、GAS、n8n、既存SaaS等を選択。継続・変更・停止まで判断する。
- 確定実績30期上期 年間約1万時間の削減
- 見込み30期上期 年間約3万時間の削減
- 実測原稿差配自動化 年間1,860時間削減
- 実測大画像自動化 年間約430時間削減
- 試算与信審査自動化 年間2,004時間削減
- 試算AIアプローチ 年間1,068時間削減
- 見込みメルマガ自動化 年間約400時間削減
- 試算動画作成自動化 年間約782時間削減(14.4分→5分/件、約65%削減)
原稿検査オーケストレーションPoC
責任者
原稿作成→検査→修正→納品までの業務をn8nでオーケストレーション。処理効率、ROI、横展開可能性をPoCで定量検証し、技術検証だけでなく全社展開可否を判断できるレポートまで作成。成果を基に、CS統括部門の依頼・制作業務全体を自動化する次期構想を提案。
- PoC実測処理時間 約10分→1分
- PoC実測連続処理エラーゼロ
- 試算月1,260時間・年間約3,000万円相当の削減効果
- 次期構想は統括部長承認
KENSER
求人原稿AI検査プロダクト責任者
生成AIを用いた求人原稿検査プロダクトについて、β版企画、対象部署への提供、精度検証、負荷試験、管理画面・API連携の基本設計、本番移行仕様の策定までを一貫して推進。担当部門が継続開発・運用できる状態まで仕様を整理し引き渡し。
- PoC実測利用テスト50件以上
- PoC実測検出精度90%以上
- PoC実測同時数百アクセスで安定稼働
- 設計想定将来同時3,000アクセス
AINOW運営変革
AI専門メディア編集長
記事企画・生成・編集・公開・効果測定までの運営プロセスを再設計。Claude Code等を活用した記事制作フロー、画像生成、Substack、問い合わせ導線、GA4連携、Slack通知等を実装し、メディアそのものをAI運用の実験環境として活用。運用知見を他のBizOps自動化プロジェクトへ展開している。
- 実測30期上期 109本制作・AI利用記事比率100%
- 実測AI主体フロー 約88%
- 実測制作時間 3時間→1〜1.5時間
- 実測制作工数50〜67%削減・生産性2〜3倍
- 実測軽微修正以下での人間チェック通過率 約70%
- 試算月50万円相当の工数削減効果
- 運用知見を他のBizOps自動化プロジェクトへ展開
横断PoC基盤
複数案件の横断責任者
複数のAI・自動化PoCを共通指標で評価し、部署横断で削減効果・利用実態・展開可能性を比較できる基盤を設計。営業依頼フォームではAIを使う前に入力設計を見直し、不備を構造的に削減。検証成果を個別最適で終わらせず、共通基盤と横展開計画へ整理した。
- 実測新規PoC 6件を評価・実施
- 実測営業依頼フォーム不備率を改善
- CS統括OS化・30期展開計画について統括部長承認
SocialAd
新規広告事業/事業責任者
Beaconを活用し、リアル空間で広告を配信する新規事業モデルを自ら構想。事業責任者として、企画、実証、外部折衝、組織運営、役員への進捗・予算提案まで担い、40〜50名の内定者インターンを統括。大規模実証を通じて事業性を検証し、検証結果を踏まえ撤退まで対応。
- 実測渋谷約1,000箇所へ設置
- 実測ドン・キホーテ全店舗へ設置
- 実測最大40〜50名規模を統括
- 構想〜撤退まで事業ライフサイクルを経験
聖地巡礼マップ
プロダクトオーナー
コンテンツとリアルな場所を接続するサービスを構想し、2名体制で企画、プロダクト開発、展開、定着、譲渡まで推進。サービスを公開すること自体ではなく、継続運用可能な状態へ移管するまでを責任範囲とした。
- 構想→開発→市場展開→定着→譲渡まで一気通貫
- 2016年『聖地巡礼』が新語・流行語大賞に選出されるなど市場関心が拡大
ガクセラレーター
学生起業家アクセラレーション/オーナー
学生起業家向けアクセラレーションプログラムを構想し、2名で運営。事業構想、顧客課題、仮説検証、実行計画を継続的にメンタリング。少人数運営で多数の参加者を支援できる仕組みを構築し、その知見を地方アクセラレーションへ展開。
- 実測年間100名超の学生起業家をメンタリング
- 2019年以降、山梨・秋田等の外部プログラムへ展開
ANIVO
新規AIサービス/オーナー
声優音声から声優名・出演作品等を判別するサービスを構想し、オーナーとしてMVP開発まで推進。技術起点ではなくユーザー体験とサービス成立性から要件を整理し、検証可能な形へ落とし込んだ。
- MVP構築
- 関連技術について会社として2025年に特許取得
その他、並行推進した業務変革
OTHER TRANSFORMATION PROJECTS
- アクセスデータ抽出
- FormX
- Ameba/CPC案件自動作成
職務経歴
EXPERIENCE
ディップ株式会社への入社以降、所属・役割と各時期に担った業務を時系列で記載します。
2026.03 — 現在
エキスパート/設計・実装レビュアー
BizOps本部 AIエージェント室
生成AI・業務自動化案件について、業務課題の特定、削減効果算定、優先順位付け、Build / Buy判断、検証継続可否、本番移行、運用設計を横断レビュー。30期上期は管理職・業務委託を含む5名をリードし、原稿差配、メルマガ、AIアプローチ、与信審査、FormX、Ameba、画像・動画自動化等を並行推進。年間約3万時間の削減見込みを形成し、約1万時間を確定実績として創出した。2026年9月からはAIエージェント室の設計・実装レビューを一本化して担当。業務フロー、判定ロジック、データ構造、自動化範囲、例外処理、再利用可能性をレビューし、複数業務へ横展開可能な自動化基盤として成立させる役割を担う。
2025.03 — 2026.02
エキスパート
BizOps本部
業務の言語化・構造化・再現性向上を軸に、BizOpsおよびAI活用を推進。技術を先に決めるのではなく、入力、判断基準、責任分界、例外処理、承認、ログ、再実行、引継ぎまで含む業務モデルを設計。
2024.04 — 2025.02
マネージャー
商品開発本部 Talent develop
組織・人材開発を担当。新規事業・プロダクト開発で培った知見を人材育成・再現性向上へ展開。2024年4〜7月はCX Business Design Managerを兼務し、現在の『スポットバイトル』につながるサービスの課金モデル検討に参画。
2022.03 — 2024.03
マネージャー
商品開発本部 dip Startups
スポットワーク領域等の新規事業開発を担当。事業機会の探索、仮説構築、検証、事業化に向けた推進を実施。
2018.04 — 2022.03
マネージャー
次世代事業統括部
社内アクセラレーション/新規事業創出を推進。ガクセラレーター等を通じ、事業アイデアの構想からメンタリング、運営まで担当。2019年以降は山梨・秋田等の外部アクセラレーションへ活動を展開。
2013.04 — 2018.03
マネージャー
次世代事業準備室
新規事業の企画・立ち上げを担当。SocialAd、聖地巡礼マップ等を構想し、PoC、プロダクト開発、事業運営まで推進。経営層への進捗・予算提案、外部企業との折衝、最大40〜50名規模のチームマネジメントを経験。
2011.04 — 2013.03
企画担当
営業企画
新卒入社後、営業企画領域を担当。営業現場と事業側をつなぐ企画業務を経験し、その後新規事業領域へ異動。
社外活動・人材育成
EXTERNAL ACTIVITIES / EDUCATION
事業開発と業務変革で培った知見を、大学教育、学生起業家支援、地域アクセラレーション、自治体のAI・DX推進へ展開しています。
2026 — 現在
能登町 地域活性化起業人(副業型)
総務省の地域活性化起業人制度に基づき、能登町におけるAI・DX活用の推進に参画。取り組みの企画、実装、運用設計を支援している。現在進行中のため、具体的な成果は確定後に更新予定。
2019 — 現在
アクセラレーションプログラム メンター
山梨、秋田等の地域プログラムで新規事業・起業支援を継続。
2020 — 現在
明星大学 専門相談員/講師
学生・起業家への事業相談、教育活動に従事。明星大学、芝浦工業大学、中央大学で講義。
自己PR
PROFESSIONAL SUMMARY
課題を構造化し、関係者が判断・実行できる業務と運用へ落とし込む力を、経験に基づいて説明します。
私の強みは、曖昧で複雑な課題を、関係者が意思決定し実行できる構造へ変換し、実装・運用までつなげることです。新規事業では、構想や市場仮説を事業モデル、PoC、プロダクト、組織運営へ落とし込み、事業責任者として経営層・外部パートナー・チームを動かしてきました。現在のAI・業務変革では、個別ツールの導入ではなく、課題発見、業務分解、削減試算、PoC、Build / Buy判断、実装、運用設計、効果測定、横展開を一連の変革プロセスとして扱っています。AIそのものを目的化せず、入力、判断基準、責任分界、例外処理、承認、ログ、再実行、引継ぎまで設計し、生成AI、RPA、API、n8n等を適切に配置します。また、PoCを技術実証で終わらせず、削減時間、金額効果、品質、リスク、利用実態、横展開条件へ翻訳し、経営・管理職が継続投資や停止を判断できる材料として提示します。構想から実装まで自ら進めるだけでなく、複数案件を俯瞰し、他者が実装する案件の品質と意思決定を担えることが、現在の強みです。
専門スキル
EXPERTISE
- 事業変革
- 新規事業開発
- オペレーティングモデル設計
- BizOps
- 生成AI
- 業務自動化
- プロジェクト/プログラム管理
- ステークホルダー管理
- チェンジマネジメント
- サービスデザイン
- 顧客体験設計
英語資格なし。英語資料の読解は翻訳・AI支援を活用。